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- アラン、魂の医術
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中公選書 024
中央公論新社
新田昌英
- 価格
- 2,200円(本体2,000円+税)
- 発行年月
- 2016年12月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784121100245
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[BOOKデータベースより]
『幸福論』で日本の読書界に広く知られる哲学者アラン。そのほとんどすべての文章には背景に情念論がある。本書はアランが人間理解の鍵とした情念を俎上に載せ、基本的な理解から深い内容へと進んでいく。また本書は、具体例を多く示しながら、短い読み物を重ねるように説くのを特徴とする。人生のさまざまな場面で決断と行動を迫られたとき、アランの知見は多様な示唆を与えてくれるだろう。
第1部 気持ちを知る、気持ちを救う(生きることは気持ちを感じること;人間嫌い―他人の悪意を確信して閉じこもる前に;想像の病―気持ちと体はつながっている;いやな気持ちをどう変えるか1 基本的な考え方;いやな気持ちをどう変えるか2 気持ちの起こり方を知る ほか)
[日販商品データベースより]第2部 決断し、行動するために(自分を知る―自分探しと「心の闇」の罠;決断と行動ができない人の世界観1 本質と実存ということ;決断と行動ができない人の世界観2 物があると思うと運命がやってく;海―世界観の転換;不確かさのなかで瞬間を生きる ほか)
「幸福論」で日本の読書界に広く知られる哲学者アラン。そのほとんどすべての文章には背景に情念論がある。情念をもつ存在として人間を見つめ幸福への道を考察したその思想を、幾多の例を示すことで解読する。