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[BOOKデータベースより]
高句麗、百済、新羅が並び立ち、長期にわたって激しい抗争を繰り広げた三国時代の韓半島。今日も至るところに残る石積みの山城は、当時の緊迫した状況を物語っている。同じ頃、海を隔てた古墳時代の日本列島では、畿内を中心に広域にわたって前方後円墳が築造されていた。それぞれに巨大な建造物を築いた二つの社会は、どこが共通し、どこが異なったのか。本書では百済と新羅、そして近年、日本列島との深い関わりがクローズアップされている加耶と栄山江流域を取り上げ、相互比較の観点から二つの社会の特質を浮き彫りにする。
1 古墳時代の日本列島と三国時代の韓半島(日韓交流史と考古学;古墳時代と三国時代の時代像)
[日販商品データベースより]2 百済と新羅の考古学(三国時代考古学の方法論;都城と山城;古墳と副葬品の考古学)
3 交流と伝播の考古学(栄山江流域とは何か―三国時代の第五勢力と前方後円墳;加耶と倭系文物)
百済、新羅、高句麗が鼎立した韓半島の三国時代は、日本列島の古墳時代とほぼ重なり合う。
本書はまず第T部で、日本列島と韓半島の交渉史を扱う際の問題点全般を提示する。第U部では、国家形成期の百済と新羅の政治・社会・文化を、考古学の最新の発掘成果にもとづき詳述する。さらに第V章では、韓半島南部にあって地理的に日本列島と深い関係を持った加耶、そして栄山江流域を取り上げる。
三国時代の韓半島がどのような社会であったのかを、古墳時代の日本列島との比較から浮き彫りにし、韓半島のそれぞれの地域にとって日本列島の諸勢力がどのような存在であったかを探究する。