この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 本を守ろうとする猫の話
-
価格:715円(本体650円+税)
【2022年09月発売】
- 死んだ山田と教室
-
価格:1,980円(本体1,800円+税)
【2024年05月発売】
- 流星と吐き気
-
価格:1,980円(本体1,800円+税)
【2025年05月発売】
- 命の砦
-
価格:891円(本体810円+税)
【2024年11月発売】
- 小説ブルーロック 1
-
価格:814円(本体740円+税)
【2022年11月発売】

ユーザーレビュー (1件、平均スコア:5)
レビューを評価するにはログインが必要です。
この商品に対するあなたのレビューを投稿することができます。
-
でこ
-
連作群像劇。
苦しくて、哀しくて、切なくて。
それでも終わってはくれない日常に捕われている人々を、一匹の蝶が繋いでいく。
連作という可能性を道尾秀介を媒介して思い知らされた、そんな、美しい作品です。
ミステリで泣くなんてちょっと悔しいけど読んでよかった。
[BOOKデータベースより]
もう、駄目だと思った。それでも世界は、続いていた―少女は無限の想像力でこの世界を生き延び、少年はたった一つの思い出にしがみつく。一匹の蝶が見た悲しみの先に広がる光景とは…渾身の連作群像劇。
[日販商品データベースより]痴呆の母を抱える中年男性、ホームレス殺害に手を染めた小学生の兄妹…。大切な何かを守るため、人は悲しい嘘をつく。1匹の蝶が絶望の果てに見た光景とは。人間の弱さと優しさを描く連作長編。〈受賞情報〉山本周五郎賞(第23回)