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- 箱の中
-
- 価格
- 957円(本体870円+税)
- 発行年月
- 2012年09月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784062773256
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ユーザーレビュー (2件、平均スコア:5)
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「おすすめBL作品」レビューコメント
痛さと苦しさを畳み掛けてくるゆえに、他の作品にはない現実味を感じるBL。漫画ばかり読んでいた私にBL小説の魅力を教えてくれました。人生のどん底にいた主人公に「ありがとう」という言葉をもらうためだけにせっせと世話を焼いたり、彼が好きだと気づいたらその欲求のまま行動する喜多川の姿には、毎度心の奥深くをぎゅっとわしづかんで引っ張り出されるような感覚を味わいました。(岡/女性/20代)
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「おすすめBL作品」レビューコメント
せつない!(ここ/女性/20代)
[BOOKデータベースより]
痴漢の冤罪で実刑判決を受けた堂野。収監されたくせ者ばかりの雑居房で人間不信極まった堂野は、同部屋の喜多川の無垢な優しさに救われる。それは母親に請われるまま殺人犯として服役する喜多川の、生まれて初めての「愛情」だった。『箱の中』に加え、二人の出所後を描いた『檻の外』表題作を収録した決定版。
[日販商品データベースより]堂野崇文は痴漢と間違われて逮捕されるが、冤罪を訴え最高裁まで争ったため、実刑判決を受けてしまう。入れられた雑居房は、喜多川圭や芝、柿崎、三橋といった殺人や詐欺を犯した癖のある男たちと一緒で、堂野にはとうてい馴染めなかった。そんな中、「自分も冤罪だ」という三橋に堂野は心を開くようになるが…。
「ダ・ヴィンチ」誌上でBL界の芥川賞作と謳われた、木原音瀬(このはら・なりせ)の不朽の名作が、ついに一般文庫に!
「本作は、愛によって人間が変化していくさま、真実の愛を知った人間が周囲の人間に影響を与えていくさまを、高い密度で表現している。」
―三浦しをん氏(解説より)
『箱の中』全編と、続篇の『檻の外』の表題作を一冊にまとめた、「箱/檻」の決定版!
堂野崇文は痴漢と間違われて逮捕されるが、冤罪を訴え最高裁まで争ったため、実刑判決を受けてしまう。入れられた雑居房は、喜多川圭や芝、柿崎、三橋といった殺人や詐欺を犯したという癖のある男たちと一緒で、堂野にはとうてい馴染めなかった。「自分も冤罪だ」という三橋に堂野は心を開くようになるが、あっけなく裏切られる。ふたたびふさぎ込んでしまった堂野。母親に請われるまま殺人犯として服役する喜多川が堂野に与えた優しさは、生まれて初めて喜多川に芽生えた「愛情」だった。