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- 時生
-
- 価格
- 935円(本体850円+税)
- 発行年月
- 2005年08月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784062751667
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ユーザーレビュー (4件、平均スコア:4.5)
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- ほんらぶキャンペーン
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「3 SPECIAL BOOKS」レビューコメント
とのかく面白い。
- HonyaClub.comアンケート
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「オススメの夏の文庫100冊」レビューコメント
子供を産んだ後にこれを読んだんですが、文庫本を読んで涙が出たのは久しぶりです。あんまり言ってしまうと読む前の楽しみがなくなってしまうんですが、この物語は主人公(男)が将来結婚して生まれる子供(トキオ)が主人公の若い時代に主人公と同じ年齢でタイムスリップしてくるところから始まります。トキオは将来自分の父親となる男の生活態度に幻滅しながらも、奥に隠れた思いを引き出し、友人としてアドバイスしたり、共に行動したりするんです。なんかもう最後が泣けてしまって。子供がいる方には是非、夏に読んでみてほしい1冊です。
- sige
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拓実の心の変容が美しい
グレゴリウス症候群(このような病気は実在しない)という不治の病で最期を迎える息子。不治の病に罹ることが分かっていて結婚し子どもを儲けた。その訳は・・・。
拓実は自分を捨てた本当の母親を当然ながら嫌っていたが、トキオとの出会いを通して“親子”を意識し、ついには母親を許すような行動を取らせたのだろう。
- あおひなレストラン
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冒頭で泣ける
普通の小説はクライマックスで涙を誘うことが多いと思うのですが、これは最初が泣けます。
病院で、難病の息子が今まさに息を引き取らんとしているシーン。そこで夫は、「実は息子が生まれる前から若くして死ぬであろうことは知っていた」「どうして死んでしまうと分かっている子供を欲しがったのか」ということを妻に語り始める…というストーリー。
興味を持った方はぜひ。
[BOOKデータベースより]
不治の病を患う息子に最期のときが訪れつつあるとき、宮本拓実は妻に、二十年以上前に出会った少年との想い出を語りはじめる。どうしようもない若者だった拓実は、「トキオ」と名乗る少年と共に、謎を残して消えた恋人・千鶴の行方を追った―。過去、現在、未来が交錯するベストセラー作家の集大成作品。
[日販商品データベースより]「あの子に訊きたい。生まれてきてよかった?」
悩む妻に夫が語る、過去からの伝言
不治の病を患う息子に最期のときが訪れつつあるとき、宮本拓実は妻に、20年以上前に出会った少年との想い出を語りはじめる。どうしようもない若者だった拓実は、「トキオ」と名乗る少年と共に、謎を残して消えた恋人・千鶴の行方を追った――。過去、現在、未来が交錯するベストセラー作家の集大成作品。