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[BOOKデータベースより]
歳を重ねたからこそ見える世界を描いたあざやかな童話集。
[日販商品データベースより]何をしに台所まで来たのかを忘れてしまったばあさまが、家の中に現れた青い着物の女の子から、忘れたものが入った玉を取り戻そうとする表題作をはじめ、おじいさん・おばあさんを主人公にした短編ばかりを集めたこれまでにない童話集です。著者の大久保雨咲氏は、身近な題材を鋭く、そしてあたたかく切り取る注目の童話作家。『うっかりの玉』は、高齢化社会の今こそ、子どもに、そして大人にも読んでほしい、新しい童話の形です。
江國香織さん推薦!
「世のなかは、こんなふうにできている(のかもしれない)。
ひっそりした一編ずつに、なつかしい時間と場所がひそんでいる。」
何をするために台所まで来たのかを忘れてしまったばあさまが、家の中に現れた青い着物の女の子から、忘れたものが入っている玉を取り戻そうとする表題作「うっかりの玉」をはじめ、おじいさん・おばあさんを主人公にした短編ばかりを集めたこれまでにない童話集です。
著者の大久保雨咲(うさぎ)氏は、身近な題材を鋭く、そしてあたたかく切り取る注目の童話作家。前作『ドアのノブさん』はテレビでも紹介され話題になりました。
『うっかりの玉』は、高齢化社会の今こそ、子どもに、そして大人にも読んでほしい、新しい童話の形です。
収録作
うっかりの玉
ばなぁーんなの話
チコラータ
五月の庭で
猫の背
白いクマと蛍光灯
(全6話)
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高齢者を主軸に置いた短編集です。歳を重ねるとチャーミングになっていくということでしょうか、どれもがまろやかな内容で心和みました。「うっかり」が玉になったり、バナナを「ばなぁーんな」と言ってしまったり、視点がとても楽しく感じられました。(ヒラP21さん 60代・千葉県 )
【情報提供・絵本ナビ】