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[BOOKデータベースより]
第二次世界大戦で敗戦国となった日本は、戦後、アメリカへの憧れと反発を同時に抱いて発展してきた。アメリカ的なものは人々の生活の中にいかに浸透し、どのように受け入れられてきたのか。『主婦の友』『暮しの手帖』『POPEYE』など雑誌の記事や広告、教科書や歌、テレビCMやドラマなどを読み解き、ガム、チョコレート、新型家電、米軍基地周辺に栄えた性産業など、象徴的な表象文化の分析から、対米感情の歴史をたどる。
第1章 民主主義のカタチ(手本としてのアメリカ;アメリカを象徴する事物;噴き出す違和感;輝く米軍基地)
[日販商品データベースより]第2章 民主主義と日常的実践(民主主義と女性;日常生活を改善せよ;合理的で科学的な日常生活へ)
第3章 憧れの「ファミリーライフ」(アメリカ的家屋に住む;アメリカ的生活を演出する物たち)
第4章 おいしい生活(広まる洋風食事;合理化と食事;洋風食事を支える電気製品)
第5章 スピード、車、男らしさ(お茶の間のテクノロジー;余暇の時間;父親らしさを自動車)
日本は急激にアメリカ的なものを求め、そして同時に憎んでもいた――。現代につながる親米的な感覚は、第二次大戦の後からずっと続いている。敗戦国となった日本がいかにアメリカにあこがれと反発を抱いてきたのか。外交や政治といった国だけの問題ではなく、身近な民衆の中にある感情を、戦後の様々な雑誌、新聞の広告、記事、テレビやラジオなどから読み解いていく。