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- 開国のかたち
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- 価格
- 1,430円(本体1,300円+税)
- 発行年月
- 2008年09月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784006031725
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[BOOKデータベースより]
ペリー来航から明治維新までわずか十五年。この短い時間に日本が経験したことは、その後の近代化の過程と現在の日本人の精神の原型を形作った。象山、西郷、松陰、高杉、龍馬ら思想家や志士はもとより無名の技術者や女性も登場。対米関係以外に視野を清国やロシアにも広げて、「第一の開国」である幕末の意味を「第三の開国」である現在に照射して検証する。
ペリー来航の意味を捉えた佐久間象山
「白旗」で開国を迫ったペリー
官軍は錦旗、賊軍は日の丸
西郷隆盛における「文明」の理念
幕末アルチザンの技術力
統一国家・日本へのまなざし
国体論という日本の「原理」
「天朝も幕府も入らぬ」吉田松陰
高杉晋作が上海で見た「アジア」
五代友厚の「亡命」
奇兵隊―ネーションの防衛
新選組―士としての生と死
次々に現れ出た「いき神さま」
「国民」の意識をもっていた勝海舟
ロシアによる対馬の不法占領
横井小楠のラディカルな思想
「気概」の戦争と「理性」の政治
秋月悌次郎がかかげた「白旗」
大阪遷都を建言した大久保利通
自由人・坂本龍馬がつくった薩長同盟
維新運動に女性が登場しないのはなぜか
榎本武揚が箱館で守ろうとしたもの
ハリスの後ろ盾となった「万国公法」
「文明の徒としての福沢諭吉
日本にとって開国とは何であったか