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- いじわるなないしょオバケ
-
Sarah en haar spookjes.
文渓堂
ティエリー・ロブレヒト フィリップ・ゴーサンス 野坂悦子- 価格
- 1,430円(本体1,300円+税)
- 発行年月
- 2009年06月
- 判型
- A4
- ISBN
- 9784894236400
[BOOKデータベースより]
うっかりママのたいせつなしんじゅのくびかざりをこわしてしまったサラ。ほんとうのことがいえず、ないしょにしていたら…くちからオバケがとびだしちゃった!子どものちょっとした心のつまずきによりそう愛らしいイラストのオランダ絵本。
[日販商品データベースより]うっかりママの大切な真珠の首飾りを壊してしまったサラ。本当のことが言えず内緒にしていたら、口からオバケが飛び出して…。子どものちょっとした心のつまずきに寄り添う、愛らしいイラストのオランダ絵本。
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うっかりママの大切なしんじゅのくびかざりを壊してしまったサラ。本当のことが言えなくて「どうしたの?」とママに聞かれたサラは思わず、「ううん、べつに。」と答えてしまいます。するとサラの口から小さなオバケがピョコンととびだした!オバケの名前は「ないしょオバケ」、内緒の言葉を歌いながら部屋をぐるぐる回ってサラにいじわるをするんです。しかも、一つ内緒が増える度に「ないしょオバケ」も新しくピョコン・・・。ちょっとした嘘でも気がつくと、いつもの事がいつもの様に出来なくなってしまう、こんな経験は誰にでもあるはずだからこそ、サラの小さな心の痛みが自分の事の様に伝わってきます。これは子ども達にとっては乗り越えなくてはいけない壁なのかもしれません。「ないしょオバケ」は見た目はとっても可愛らしいけど、決してサラを助けてくれる訳ではありません。サラが自分で解決していかなくてはならない事ですものね。その後も時々とんでくる「ないしょオバケ」、その存在感がとてもいい感じ。私の子ども時代に「ないしょオバケ」がいたら、きっと部屋中がオバケでぎゅうぎゅうになってたんじゃないかなぁ・・・なんて。仲良くならないようにしなきゃ、と今更ながら思ってしまうのでした。
(絵本ナビ編集長 磯崎園子)
おばけ大好きの息子に読みました。
ちょっとした事で、本当の事を言えない時って子供にもよくあると思います。
このお話、嘘を言うと女の子の口から小さいオバケが出てきます。女の子にしか見えないけれど、嘘をついたと歌を歌い、パパやママに近づこうとしてもオバケに阻まれてしまいます。
オバケは小さいし顔も可愛いけれ、ど女の子は困ってしまって最後は本当の事をママに言います。
「何でも正直に話すのは難しいけれど、オバケが出ないようにがんばろう」
女の子は、最後にそう思います。
このメッセージ、息子に伝わったかは謎です。まだ嘘をあまり言わないし、オバケが出て来るのも嬉しいみたいですから。
もう少し、大きくなってから読み直したいです。(マイルズさん 30代・奈良県 男の子4歳)
【情報提供・絵本ナビ】