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- イノセント・ツーリング
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日経BPM(日本経済新聞出版本部) 日経BPマーケティング
湊ナオ- 価格
- 1,760円(本体1,600円+税)
- 発行年月
- 2021年02月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784532171599
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[BOOKデータベースより]
十年後の夏、またここに来ようね。この南紀の風のなかを、一緒に走ってみたい―。若くして命を落とした親友の夫と、その息子と、大学時代に親友と走った紀伊半島のツーリングに出かけた。彼女をしのぶため、ひとり親で育った息子が母を新たに知るため。コロナ禍で何もかも変わった。変わらざるをえなかった。リセットするにも、調子を取り戻すにも、記憶の底に埋めてしまっていた彼女との約束を、今こそ果たしたい。みーんな元気の在庫がなくなった。でも、だから…感染予防は万全に、四泊五日の物語。
[日販商品データベースより]その春。すべての居場所から締め出されていた。すべての日常が止まってしまった。それがこんなに大変だったなんて! 私たちはなんて小さくて、無防備で、ばらばらだったんだろう? みんな平気なのかな? そんなわけ、ないよね? だから……コロナ禍の夏を過ぎて、それまでの日常にかまけて放っておいた大切なものを確かめに自転車の旅に出た。そこで。
緊急事態宣言が明けて2020年も夏を越え、大学時代の親友の夫とその息子と、紀伊半島のツーリングに出かけることになった。若くして命を落とした親友との約束を果たすため、そして、ひとり親で育った息子が母を新たに知るため。就職氷河期世代が親になっての心情もそこはかとなく漂うハートウォーミングなロードムービー風の小説が本書。日常の景色だけでなく生活スタイルも変わってしまった。変わらざるをえなかった。リセットするにしても、調子を取り戻すためにも、記憶の底に押し込めてしまった大切なものをもう一度見つけ出して、新たに前に進もう。コロナ禍でぽっかり出現したつかの間の人生の空白期間。みーんな元気の在庫がなくなった。でも、だから……3人それぞれが生きるために必要なささやかなものを見つけた、数日間の旅の物語。