[BOOKデータベースより]
「挫折」は、宝もの。第一線で活躍するプロたちは、どんな子ども時代を過ごしてきたのだろう?十人十色の強烈な原体験。
作家・よしもとばなな―いつでもそばにいた人たちが、わたしのルーツだった。
「大人計画」主宰・作家・演出家・俳優・松尾スズキ―現実よりも、妄想の世界で生きていた。
音楽家・文筆家・菊地成孔―ぼくが学んだのは、天使になるために必要なのは、沈黙だということです。
映画美術監督・種田陽平―物語の世界を再現することに、後ろめたさを感じていた。けれど、ぼくはその「夢想」のなかで深呼吸していた。
ミュージシャン・高橋ジョージ―十四歳のときに起こったある事件。「絶対許さねぇ。いつか見てろ」その思いが、夢を支えた。
俳優・篠井英介―女の子にまじって五歳から始めた日本舞踊。以来、舞台一筋、演劇づけの半生。
映画監督・押井守―オヤジのことは、いまだにわけがわからない。
博物学者・荒俣宏―貸本屋に足を踏み入れたとき、ぼくの人生は決まった。漫画や絵物語に胸おどらせて。
元プロ野球選手・野球評論家・張本勲―うまいもんを腹いっぱい食べたい。おふくろを楽にさせたい。その一心でがんばった。
俳優・柳生博―十三歳のとき旅した場所、出会った人に導かれ、いまのぼくがいる。
劇画家・さいとう・たかを―大人の決めたルールに従うことができなかった。
作詞・作曲家・小林亜星―敗戦後の自由な雰囲気のなかで出会ったジャズにしびれ、かぶれ、酔いしれた。
すし職人・小野二郎―子どものころの味があったから、いまのわたしがいるのかもしれません。
「挫折」は、宝物。様々なジャンルの第一線で活躍する人たちが、自らのユニークな子ども時代について語る、十人十色の強烈な原体験。今を生きる子どもや親たちへの、大きな励ましやヒントとなる1冊。
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NHK総合/BShiで放送されたテレビ番組「わたしが子どもだったころ」が書籍となりました。作家のよしもとばななに元プロ野球選手の張本勲、「知の怪人」荒俣宏など、様々な分野で活躍している人たちの子ども時代のお話が収められています。中でも私が声を上げてグフグフ笑いながら読んでしまったのはジャズの鬼才であり評論家でもある菊地成孔のページ。ストリップ小屋の件はこの人です。本書は、「人生いかに生きるべきか」なんていいながら悩んでる人たちが読む書籍じゃないですね。読み物として面白い一冊です。