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[BOOKデータベースより]
ひとりぼっちのサルくんがあるひあなにおっこちました。あなのなかのどうくつをぬけるとめのまえにはたのしいのりものがいっぱいのバナナのゆうえんち。そこでサルくんがであったのは…じぶんにとってたいせつなものがなにかわかる絵本。
[日販商品データベースより]ひとりぼっちのサルくんがであったのは ひとりのウサギさんでした
広い森の中でひとりぼっちだったサルくん。ある日1ぴきのウサギさんと出会います。仲良くなりたいと思っていたその矢先,ウサギさんに危機が訪れます!かけがえのない存在を守るため,サルくんは決死の行動に!はたしてふたりの運命は…!?誰かとの出会いを大切にしたくなる絵本です。
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ひろい森の中で暮しているサルくんはいつもひとりぼっち。散歩をしたり、バナナを食べたり、でもやっぱりひとりぼっちは楽しくないのです。ある日、散歩のとちゅうで穴の中に落ちたサルくん。穴の中にモグラがいて、サルくんのバナナを1本わけてくれたら楽しいところに連れて行ってくれるという。そこで、サルくんはバナナをモグラにあげて、バナナの遊園地に連れて行ってもらいます。バナナの遊園地にはバナナの形をした面白い乗り物がたくさんあって、自分のバナナをチケットがわりに一本わたすと乗ることができるのです。遊園地にいる動物たちは、みんなワイワイと楽しそう。でも、やっぱりサルくんはひとりぼっち。まわりをみると、そこに同じようにひとりぼっちのウサギさんがいました。サルくんはウサギさんが気になりだして後を追います。そして、迷子になって泣いていたウサギさんを助けようと思うのです。「ぼくがきたから もうだいじょうぶ。いっしょに でぐちをさがそう。」そんな時、1人につき1本のバナナをくれるなら出口に連れてってやるとコウモリがやってきました。サルくんは、最後のバナナをウサギさんのために使おうとします。すると、ウサギさんがこう言ったのです。「ふたりで いっしょに いたいのよ。」ひとりぼっちだったサルくんがはじめて聞いた言葉。サルくんはその時、何に気づいて何を感じたのでしょうか。そして、ふたりは最後のバナナをどうしたのでしょう。想像力あふれる乗り物がたくさん登場するバナナの遊園地。こんな遊園地があったら行ってみたいと子どもたちはきっとワクワクしちゃうでしょうね。でも、それ以上に絵本からなにかを感じてくれるかもしれません。あたたかく優しい、でもどこか不思議な世界を感じさせてくれる魅力的な絵は、今、海外でも活躍されている注目の谷口智則さんです。サルくんの日常をこえた大冒険の末に見つけたとっても身近なしあわせ。その答えは、サルくんの最後のバナナだけが知っています。
(絵本ナビ編集部 富田直美)
面白いし、いいお話でした。
この作家さんのファンになりそう…
絵も、独特で、個性的です。
色にも深みがあり、温かみもあります。
なんだか切ない気持ちになります。
大人にもおすすめです。
結婚のお祝いにできる絵本を見つけました。(オリーブの実さん 50代・香川県 )
【情報提供・絵本ナビ】