- 在庫状況:品切れのためご注文いただけません
- 貨幣の鬼
-
勘定奉行荻原重秀
講談社文庫 た61ー16
- 価格
- 979円(本体890円+税)
- 発行年月
- 2013年12月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784062776356
[BOOKデータベースより]
「貨幣は国家が造る物。たとえ瓦礫であっても構いませぬ」。活況に沸く元禄期、危機的な状況にあった幕府財政を、劇的なインフレ政策で切り抜けた勘定奉行・荻原重秀。勘定所の下級役人から異例の出世を遂げた男は、新しい「マネー」の概念を打ち立てた革命児だった。「江戸中期三部作」シリーズ第二弾。
早すぎた改革者荻原重秀の生き様を通し、江戸幕府が緩慢な自滅へと舵を切った分水嶺の時代を描く傑作歴史経済小説