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- 空のおくりもの
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雲をつむぐ少年のお話
Cloth from the clouds.ブロンズ新社
マイケル・キャッチプール アリソン・ジェイ 亀井よし子- 価格
- 1,650円(本体1,500円+税)
- 発行年月
- 2012年02月
- 判型
- B4
- ISBN
- 9784893095299
[BOOKデータベースより]
あるところに、雲から糸をつむいで、布をおる少年がいました。あさの雲から金いろの糸を、ひるの雲からまっ白な糸を、ゆうやけ雲からあかねいろの糸をつむぎます。少年は、かあさんからおそわったとおり、“空のおくりもの”をすこしもらって、ひつようなだけ布をおりました。ある日、少年のすばらしいマフラーをめざとくみつけた王さまが、たくさんの布をおることを命じます。少年は「それはよくはありません」と王さまをさとしますが、王さまは、がんとしてききいれません。しかたなく少年が布をおりはじめると、やがて、空から雲がどんどんへり、雨がふらない日がつづいて…。多くを求めずに暮らすスタイル、自然と共生して生きていくことを伝える、21世紀の寓話。
[日販商品データベースより]雲から糸をつむいで布を織る少年がいた。ある日、少年が雲で作ったマフラーを見つけた王様は、たくさんの布を織ることを少年に命じ…。自然と共生して生きていくことを伝える、21世紀の寓話。
メルヘンチックな絵とお話の流れの中、友情・分かち合い・自然との共生など、たくさんのメッセージの詰まった作品でした。
教訓本やメッセージ色の強い作品は、あまり好まない私ですが、この作品はとても素直に心の中に入って来ました。
お話は、雲から糸を紡いで、布を織る少年。
おかあさんから教わった通り、空からの贈り物を≪少しもらって、必要なだけ≫布を織っていました。
その日の空模様で、それはそれは素敵な布を織りあげる少年の作品が、王様の目に留まり、王様から困った命令を受け、・・・・・・。
絵がお話と本当にピッタリでした。
この世界にしっかり引き込まれ、帰って来たという感じのする作品でした。
何度か読んでいるうちに、次年度の卒業おめでとうおはなし会″に読んでみるのも良いかもと思いました。
早速、次年度候補作品として図書ボランティアの仲間に報告します。(アダム&デヴさん 50代・青森県 男の子17歳)
【情報提供・絵本ナビ】