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[BOOKデータベースより]
くまがだいじなあかいぼうしをさがしています。いろんななかまにききました。いろいろさがしました。…だけどちょっとまって。
[日販商品データベースより]くまが、大事なあかい「ぼうし」を探しています。
きつねに聞いて、かえるに聞いて、うさぎに聞いて、へびに聞いて……。あちこち探しました。
……だけど、ちょっとまって!
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ユーザーレビュー (1件、平均スコア:5)
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「3 SPECIAL BOOKS」レビューコメント
あの!長谷川義史さんが初翻訳した、関西弁の一冊。面白い笑える本かとおもいきや、どことなくこのクマ、雰囲気が変じゃないですか?なくしたぼうしをさがして、もりをたずねあるいているクマさんなのですが・・・なんとも おそろしい オチが まちうけています。子どもには、説明しないとわかりずらいのが、難点です。ご一読を。
「ぼくの ぼうし どこいったん?」くまが、なくなってしまったお気に入りのぼうしを探して歩いています。途中で出会った動物たちに聞いて回りますが、「しらんなぁ」 「このへんでは みてへんわ」 「ぼうしってなんや?」。誰もくまの赤いぼうしを知りません。 悲しみにくれるくま。ぼうしのことを思い返すうち、「ぼうしなんてみたこともないで」と話していた誰かの姿が、脳裏によぎります。そういえば・・・!作者のジョン・クラッセンさんは、カナダ出身、アニメーションなど映像も手がける新進気鋭のクリエイター。 独自の世界観とユーモアあふれるストーリーで、原書はニューヨークタイムズ2011年絵本ベスト10にも選ばれています。その洗練されたデザインと色彩にも惹きつけられますが、独特のフォルムと、とぼけた表情の動物たちがなんとも味わい深く、視線が動くだけでハッとするような不思議な迫力があります。そして、日本語翻訳版の訳を手がけたのは、人気絵本作家の長谷川義史さん!シックなアメリカ生まれの絵本に、大阪弁の訳。意外なようで、しっくり、いやピッタリとはまる、まさに絶妙の取り合わせなんです。長谷川さんならではの軽妙な言い回しが、原書とは一味違ったおかしみと魅力を加えていて、2012年度、書店が選ぶ「第5回MOE絵本屋さん大賞」で2位を受賞するなど、日本でもすっかり人気作となっています。お話の最後、ドキッとする結末が待っています。くまと、ぼうしを頭にのせたうさぎが見つめ合うシーンの緊迫感。おはなしを通して語られる、ゆるーい大阪弁とのギャップが、その緊張感を増幅させているんです。くまのぼうしはいったいどうなったのでしょう。そのあと何が起こったの・・・?その結末を本は語ってくれません。「え!これって、もしかして・・・?」読んだあと、きっと誰かと話したくなりますよ。1度読んだら忘れられないドキドキと面白さ、ぜひ周りの人たちと分かち合ってください!
(絵本ナビ編集部)
くまがお気に入りの帽子を探しに行く。
いろんな動物に聞くが、だれも知らないと言う。
でも気がついた。そういえば・・・ うさぎがかぶっていたのは・・・
うさぎがかぶるとピッタリでとても可愛い三角の赤い帽子。
くまがかぶると ちょこんと頭にのって なんだか可愛い。
くまのとぼけぶりも可愛い。 でも、最後に帽子を取り返したくまがうさぎにしたことは・・・
原作にはeatとあるようです。
長谷川さん(すばらしい感性と視点がすてきな方)の翻訳が本当にすばらしく、子ども視線であること 言葉をえらんだ関西弁にとても引きつけられること、そして結末の謎に余韻が残り、子どもの反応が楽しみになります。子どもには決してほんとうの結末は言わないようにしましょうか。(しまゆかさん 40代・北海道札幌市 男の子14歳、女の子9歳)
【情報提供・絵本ナビ】
「ぼくの ぼうし どこいったん?」くまが、なくなってしまったお気に入りのぼうしを探して歩いています。途中で出会った動物たちに聞いて回りますが、「しらんなぁ」 「このへんでは みてへんわ」 「ぼうしってなんや?」。誰もくまの赤いぼうしを知りません。 悲しみにくれるくま。ぼうしのことを思い返すうち、「ぼうしなんてみたこともないで」と話していた誰かの姿が、脳裏によぎります。そういえば・・・!作者のジョン・クラッセンさんは、カナダ出身、アニメーションなど映像も手がける新進気鋭のクリエイター。 独自の世界観とユーモアあふれるストーリーで、原書はニューヨークタイムズ2011年絵本ベスト10にも選ばれています。その洗練されたデザインと色彩にも惹きつけられますが、独特のフォルムと、とぼけた表情の動物たちがなんとも味わい深く、視線が動くだけでハッとするような不思議な迫力があります。そして、日本語翻訳版の訳を手がけたのは、人気絵本作家の長谷川義史さん!シックなアメリカ生まれの絵本に、大阪弁の訳。意外なようで、しっくり、いやピッタリとはまる、まさに絶妙の取り合わせなんです。長谷川さんならではの軽妙な言い回しが、原書とは一味違ったおかしみと魅力を加えていて、2012年度、書店が選ぶ「第5回MOE絵本屋さん大賞」で2位を受賞するなど、日本でもすっかり人気作となっています。お話の最後、ドキッとする結末が待っています。くまと、ぼうしを頭にのせたうさぎが見つめ合うシーンの緊迫感。おはなしを通して語られる、ゆるーい大阪弁とのギャップが、その緊張感を増幅させているんです。くまのぼうしはいったいどうなったのでしょう。そのあと何が起こったの・・・?その結末を本は語ってくれません。「え!これって、もしかして・・・?」読んだあと、きっと誰かと話したくなりますよ。1度読んだら忘れられないドキドキと面白さ、ぜひ周りの人たちと分かち合ってください!
(絵本ナビ編集部)
くまがお気に入りの帽子を探しに行く。
いろんな動物に聞くが、だれも知らないと言う。
でも気がついた。そういえば・・・ うさぎがかぶっていたのは・・・
うさぎがかぶるとピッタリでとても可愛い三角の赤い帽子。
くまがかぶると ちょこんと頭にのって なんだか可愛い。
くまのとぼけぶりも可愛い。 でも、最後に帽子を取り返したくまがうさぎにしたことは・・・
原作にはeatとあるようです。
長谷川さん(すばらしい感性と視点がすてきな方)の翻訳が本当にすばらしく、子ども視線であること 言葉をえらんだ関西弁にとても引きつけられること、そして結末の謎に余韻が残り、子どもの反応が楽しみになります。子どもには決してほんとうの結末は言わないようにしましょうか。(しまゆかさん 40代・北海道札幌市 男の子14歳、女の子9歳)
【情報提供・絵本ナビ】