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[BOOKデータベースより]
鴨長明は、愚直に、思うままに、新しい人間の生きかたをつらぬいた。「みずからの心の自由のために生きよ」古典よみの達人がときあかす、現代人へのメッセージ。
ゆく河の流れは絶えずして
[日販商品データベースより]玉敷の都のうちに、棟を並べ
知らず、生れ死ぬる人
予、ものの心を知れりしより
去安元三年四月廿八日かとよ
火元は、樋口冨の小路とかや
人のいとなみ、皆愚なる中に
また、治承四年卯月のころ
三四町を吹きまくる間に篭れる家ども
辻風はつねに吹くものなれど〔ほか〕
鴨長明は、愚直に、思うままに、新しい人間の生きかたをつらぬいた。
「みずからの心の自由のために生きよ」
古典よみの達人がときあかす、現代人へのメッセージ。
――ただ、仮の庵のみのどけくして、おそれなし。
こういう言葉の端々から、晩年の鴨長明の心のありようは素直にこちらに伝わり、なんとも言えずいい気持にし、共感させられるのだ。自分の自由にならぬことどもはきっぱりと思い切り、日常生活ではわが権内にあるもので満足し、心を思い切り自由に遊ばせようとする。人間にとってこれ以上に賢い心構えがあろうか。――(本文より)