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[BOOKデータベースより]
PM2.5は10年後がピーク!?さらに悪化し、その影響は日本にも!中国が直面する「都市型複合汚染」とは?「世界の工場」と化した中国で深刻化する大気汚染、水質汚染、土壌汚染…の現場にジャーナリストが潜入。その実情をリポート。
第1章 河南のがん村から―NGOの挑戦
第2章 山東の地下水汚染―隠ぺい現場を行く
第3章 カドミウム汚染と食糧問題
第4章 食品汚染―農民のモラル
第5章 雲南のクロム汚染―公益環境訴訟の限界
第6章 北京を襲う大気汚染―PM2.5の脅威
第7章 メディアと市民運動
第8章 水と大気はつながっている(清華大学・野村総研中国研究センター・松野豊)
中国が直面する「都市型複合汚染」とは。「世界の工場」と化した中国で深刻化する大気汚染、水質汚染、土壌汚染の現場に、ジャーナリストが潜入。現場を歩いて見てきたこと聞いたことを報告する。
PM2.5や黄砂、鳥インフルエンザなど、汚染公害問題が複合的に環境や生態系に影響している状況の現地ルポ。単なる汚染ではなく、政治体制による汚職、利権構造など、政治・社会的要因もあることも指摘。日本も影響をまぬがれない中国の環境問題への処方箋を専門家と一緒に考える。