- 主題としての〈終り〉
-
文学の構想力
- 価格
- 2,860円(本体2,600円+税)
- 発行年月
- 2012年03月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784788512832
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[BOOKデータベースより]
二葉亭四迷の“終り”、夏目漱石の“終り”、探偵小説の“終り”、一人称小説の“終り”…。さまざまな“終り”をめぐる欲望を、テクストのおかれた場所で問う、スリリングな論考。
第1部 主題としての“終り”(消し去られた“終り”―二葉亭四迷『浮雲』(1);“未完”の成立―二葉亭四迷『浮雲』(2);“終り”をめぐる政治学―二葉亭四迷『浮雲』(3);探偵小説の“終り”―森田思軒訳『探偵ユーベル』;同時代的な想像力と“終り”―徳冨蘆花『不如帰』;オープンエンドという〈終り〉―夏目漱石『明暗』)
[日販商品データベースより]第2部 “終り”をめぐる断章(三人称的な“終り”の模索―坪内逍遙訳『贋貨つかひ』;韜晦する“終り”―二葉亭四迷『平凡』;勧善懲悪小説的な“終り”―夏目漱石『虞美人草』;“暴力”小説の結末―芥川龍之介『薮の中』;“痕跡”としての「楢山節」―深沢七郎『楢山節考』;1人称小説の〈終わり〉―村上春樹『ノルウェイの森』)
二葉亭四迷の「終り」、夏目漱石の「終り」、探偵小説の「終り」、一人称小説の「終り」…。様々な「終り」をめぐる欲望を、テクストのおかれた場所で問う、スリリングな論考。