- 岡倉天心と大川周明
-
「アジア」を考えた知識人たち
日本史リブレット人 084
- 価格
- 880円(本体800円+税)
- 発行年月
- 2011年05月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784634548848
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[BOOKデータベースより]
本書は二人の知識人を通じた、「アジア」という地域概念をめぐる思想史である。
近代日本にとっての「アジア」
[日販商品データベースより]1 「アジア」という概念(ヨーロッパ生まれの地域概念;日本の伝統的世界観とアジア概念の受容;「アジア」概念の政治性)
2 岡倉天心―日本美術の構築とアジアへの呼びかけ(明治国家建設期の美術行政官僚;「輸入」「消化」「独立」の日本美術論;インド旅行とアジアへの目覚め ほか)
3 大川周明「復興亜細亜」と宗教学(宗教学と『新インド』;インド人革命家との出会い;アジアの反帝国主義と日本―日露戦争と第一次世界大戦 ほか)
岡倉天心と大川周明のアジア論
「アジア」とは、一体どこからどこまでなのか。「アジア」という概念について、岡倉天心・大川周明という2人の知識人を分析し、近代日本にとっての「アジア」の意味を考える。アジアという地域概念をめぐる思想史。