- 木星の骨 下
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創元推理文庫 282ー18
Jupiter’s bone.- 価格
- 1,056円(本体960円+税)
- 発行年月
- 2011年09月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784488282189
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ユーザーレビュー (1件、平均スコア:4)
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hamachobi
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最後の展開はなかなか読ませるんだけどね
上巻に続き、早速下巻も読んでみた。
上巻では、あまりの展開にヤキモキしていたが、下巻に入ると一転して、急展開。
上巻のカルト宗教団体とデッカーの対決の薄さからするとびっくりするぐらいの話だった。
やっぱりカルト宗教モノだったら、こういう展開じゃないと物足りない感じだけど、実際はあまりデッカーは活躍せず。
リナとデッカーの家庭生活も、息子が自宅に女の子を連れ込むって事件ぐらいしか起こらないので、今までのストーリー展開とだいぶ違うので、このリナ&デッカーシリーズの愛読者としては、なおさら物足りなさが募ってしまうところだ。
このシリーズもかなり長く続いているので、少しは新しい展開を見せないと飽きられてしまうというのは理解するけど、今回ぐらい、あまり本筋のカルト教団の教祖の殺人事件と、リナとデッカーの夫婦生活のサイドストーリーが切り離されてしまうと、あまりこのシリーズの良さが失われていしまうような気がする。
まぁ、最後のスリリングな展開はなかなか読ませるんだけどね。
[BOOKデータベースより]
教祖の死は権力を得ようとする特権弟子の仕業か、それとも遺産を受け継ぐ娘の仕業か。そればかりではない、教祖は大学教授時代にもかなりの恨みを買っていたらしい。カリスマを失って混乱する教団を次々と事件が襲う。子供が誘拐され、さらに第二の殺人事件が発生。思春期の息子をかかえ家庭内でも悩み深いデッカーは、教団の子供たちを救おうと奔走するが…。シリーズ第十一弾。