[BOOKデータベースより]
大地を駆け抜けていくための優美な躍動感と筋肉の巧みな調和。人類は走るために進化し、走ることによってさらなる進化を遂げた。長い人類史のなかで、人はさまざまな理由で走ってきた。援軍を求めるため、勝利を伝えるため、神に祈りを捧げるため、もっと速く、もっと遠くへ―それはいつしか限界への挑戦に変わり、いまやサハラ砂漠二四〇kmや南極二五〇kmの走破に挑む人々がいる。いったい人はなぜ、そうまでして走るのか。古今東西、走り続けてきた人類の記録をたどり、人間にとって「走る」ことの意味と魅力に迫る。
伝令と先触れ
人類の本質的な特徴
神々に捧げるレース
古代ローマの競技会
象との競走
走る修行僧
賭けレースと時計の発明
フランス啓蒙主義も走る
一九世紀の飽くなき挑戦者
アマチュア精神の希求〔ほか〕
人類は走るために進化した。ランニングの何が人を魅了するのか。地上最速の長距離ランナーである人類が走り続けてきた記録から、人間にとって「走る」ことの意味と魅力に迫る1冊。
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人はなぜ走るのか?人類にとって永遠のテーマです。何が楽しくてあんなに辛い事をしているのか、分からない人には一生分からないでしょう。そもそも人類はいろいろなことのために走ってきました。援軍を求めるため、勝利を伝えるため、さらには磔にされた友を救うためにも走ってきました。走りの歴史はまさに人類の歴史なのです。本書はなかなか珍しい、ランニング考察本です。ランニングブームに乗っかるように出しているだけの本ではなく、がっつり硬派な学術書です。したがって、走りの魅力にとり憑かれていない人にはお薦めできません(笑)