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Cyrus Harding42
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気に掛けるほど、役に立つ文章術
最初、読みだした時はしゃべるような文体になじめず不快な思いをした。一度離れたが、どうも気になるモノを感じた。気位を捨てて書け、思ったことを飾らずに書け、等というメッセージが心を打ったのである。私が求めている文章術とは違うが、素直に書けない時のバイブルになりそうな本である。
[BOOKデータベースより]
文章はサービスである。読んだ人を楽しませるためにのみ文章は存在する。自己表現のために文章は書くものだと考えている人がいるだろうが、大きな間違いである。「自己表現を目的とした文章」は基本的に他人に読んでもらえるものにはならない。独自の視点と実地の調査をもとに人気コラムを書き続け、数年にわたり「編集ライター講座」で教えながらプロとアマチュアの境界線を見続けてきた著者が、自身のコラムの失敗、成功、講座でのとんでもない企画、文章など豊富な実例を挙げ、逆説的真実をこめた文章法の極意を明かす。
1章 プロとアマチュアの決定的な差
[日販商品データベースより]2章 文章は人を変えるために書け
3章 客観的に書かれた文章は使えない
4章 直観のみが文章をおもしろくする
5章 文章は言い切らないといけない
6章 文章で自己表現はできない
7章 事前に考えたことしか書かれてない文章は失敗である
8章 文章を書くのは頭ではなく肉体の作業だ
9章 踊りながら書け
終章 内なる他者の形成のために
読んだ人を楽しませるためにのみ文章は存在する。数年にわたり「編集ライター講座」で教えながら、プロとアマチュアの境界線を見続けてきた著者が、豊富な実例を挙げ、逆説的真実をこめた文章法の極意を明かす。