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ユーザーレビュー (1件、平均スコア:4)
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せみまる
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柳の下の泥鰌ですが
本書は、著者自身が前書きでサンデルの講義を意識したうえでの講義録であることを語っています。柳の下の泥鰌そのものですがとても愉しめました。
具体的な事例を基にリバタリアニズム・リベラリズム・功利主義・ポストモダニズムのそれぞれの立ち位置について説明する場面が圧巻。もちろん、それぞれの思想はそんなに単純なことではないのだろうが、初心者にはとっつきやすい説明です。
また、時事ネタを材料にしながら討議するというのもわかりやすい。尖閣諸島の件を題材にして「国を守る」とはどういうことなのか、という問いかけは蒙を啓かれた感があります。浅学にして著者のことは知らなかったが、他の著作を読んでみようという気を起こさせる一冊です。
[BOOKデータベースより]
「なぜ人を殺してはいけないのか」「なぜ民主主義はうまくいかないのか」―現代の社会の抱えるさまざまな難問について、京大生に問いかけ、語り合う。若い学生たちの意外な本音から、戦後日本、さらには現代文明の混迷が浮かび上がってくる。旧来の思想―戦後民主主義や功利主義、リベラリズム、リバタリアニズムでは解決しきれない問題をいかに考えるべきか。アポリアの深層にあるニヒリズムという病を見据え、それを乗り越えるべく、日本思想のもつ可能性を再考する。
第1講 現代文明の病―ニヒリズムとは何か
[日販商品データベースより]第2講 なぜ人を殺してはいけないのか―自由と規範をめぐる討議1
第3講 沈みゆくボートで誰が犠牲になるべきか―自由と規範をめぐる討議2
第4講 民主党政権はなぜ失敗したのか―民主主義をめぐる討議1
第5講 政治家の嘘は許されるか―民主主義をめぐる討議2
第6講 尖閣諸島は自衛できるか―「国を守ること」をめぐる討議
第7講 主権者とは誰か―憲法をめぐる討議
第8講 ニヒリズムを乗り越える―日本思想のもつ可能性
戦後民主主義や功利主義、リベラリズム、リバタリアニズムでは解決しきれない問題をいかに考えるべきか。アポリアの深層にあるニヒリズムという病を見据え、それを乗り越えるべく、日本思想のもつ可能性を再考する。