[BOOKデータベースより]
歴史学の素材として「桃太郎」童話を分析するのが本書の目的である。とりわけ、とくに究明しようとした課題は、「モデルと作者」である。「桃太郎」は、特定の時代のある作者が、自分の身近にいた人物をモデルに見立ててつくりあげたある種の神話だと考えられ、その起源を民間伝承の類であるとは考えていない。読めば読むほどに、作者が風流の達人で天才的な頭脳の持主ではないかと考えざるを得なくなるのである。日本の文化や政治思想の象徴とも評すべき「桃太郎」の本源・本質を、ぜひとも突き止めたいという熱望にかられた次第である。
第1章 桃太郎の世界(国民童話「桃太郎」;軍国「桃太郎」 ほか)
第2章 桃と鬼の祭儀神話(「桃」の聖性と呪力;鬼とは何か ほか)
第3章 吉備津宮の鬼退治神話(「桃太郎」の発祥地;吉備津宮について ほか)
第4章 桃太郎のモデル(桃太郎と天皇;「桃太郎」にみられる二つの国家像 ほか)
第5章 桃太郎の作者(作者の条件;細川幽斎の経歴と人物 ほか)
桃太郎のモデルは豊臣秀吉か。作者の正体は。鬼とはなにを指すのか…。桃太郎のモデルは秀吉、細川幽斎作という新説を検証。童話が完成するまでの古代以降の桃、鬼をめぐる伝承も考慮し、成立の謎に迫る。
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「桃太郎」民話は日本人なら誰でも知っているポピュラーな昔話ですね。地理的な側面から、瀬戸内海を中心に鬼ヶ島伝説、桃太郎伝説は各地で唱えられていますが、本書は歴史学の素材として「桃太郎」を分析してみた一冊です。物語の中に秘められた「英雄像」や「宗教観」・「国家観」を分析する中で、モデルは豊臣秀吉ではないか?といった仮説が浮かび上がってきます!「桃太郎=豊臣秀吉」という新たな説を提唱!!