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[BOOKデータベースより]
胸奥に焔を秘めながら書や尺八に興じて、寡黙に生を閉じた事件の主役・三上。海烈号事件や参院選出馬、三無事件はどういう意味があったのか。この男の背に走った戦慄の謎を解く。
プロローグ 昭和七年五月十五日首相官邸
[日販商品データベースより]第１章 葉隠武士の血
第２章 五・一五事件前夜
第３章 小菅の英雄たち
第４章 あらたな出会いと動き
第５章 終戦工作の裏側で
第６章 占領下の再出発
第７章 金をほしがらない右翼
第８章 初一念失ふまじ
五・一五事件から８０年。寡黙に生を閉じた事件の主役・三上。五・一五事件で獄に繋がれたこの寡黙な男は、釈放後の戦中戦後をどう生きたのか。縁者にあたる著者が、８年におよぶ取材を経て書き下す。