- 絶頂美術館
-
名画に隠されたエロス
新潮文庫 にー25ー1
- 価格
- 649円(本体590円+税)
- 発行年月
- 2011年11月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784101355412
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【2018年05月発売】
[BOOKデータベースより]
観るものの心をときめかせるエロティックな絵画。時を超え、文化を超えて人々を引き付けてやまない「性」の讃歌を湛えた名画の、細部に宿る謎を解き明かす。しどけなく横たわるヴィーナスの足指が反り返っているのはなぜか。実在の娼婦から型取りされた裸体彫刻の、ねじれたポーズの意味するところは?神話や時代背景を読み解き、読者を知的絶頂へと誘う、目からウロコの美術案内。
足指のひそやかな物語―美のエクスタシーは細部に宿る
絶頂のボディ・ライン―パリ芸術界の女王、官能の身悶え
古代ヌードのくびれ効果―ポーズは「自分をデザインする」
新古典主義のトルコ風呂―ハーレムに託した裸体のユートピア
接吻するエクスタシー―愛と魂が結ばれるクライマックス
涙の美少年ヌード―革命の少年兵が全裸で描かれた理由
無敵のギリシア同性愛軍団―死をも超える古代神聖部隊の愛の絆
ヌードの虐殺―倒錯と激情が渦巻くロマン主義の裸身
戦うレズビアン絵画―反逆の画家が描く「男性不要」の官能
挑発のカメラ目線―見る者を見返すヌードが開いた近代〔ほか〕