[BOOKデータベースより]
男の名は、徳田虎雄。1938年生まれ。元自由連合代表。衆院議員を計4期務めた医療法人・徳洲会の理事長。「年中無休、24時間オープン」を旗印とし、一代にして全国66病院を含む280余の医療施設を擁する病院帝国を築き上げた。しかし2002年春―。徳田は、ALS(筋委縮性側索硬化症)を発病し、現在、文字通りの死闘を続けている。ALSとは身体を動かす神経系が壊れ、全身の筋力が失われていく難病である。
1 ALSとの「死闘」
2 「基地移設」に揺れた島
3 「差別」と「極貧」の少年時代
4 「保徳戦争」の全貌
5 病院王に群がる政治家たち
6 日本医師会との「相克」
7 「徳田イズム」を体現する二人の医師
徳洲会設立から26年。日本医師会と激しく対峙し、“奄美のハブ”と称された徳田虎雄は今何を思うのか。壮絶な闘病生活への密着、故郷・徳之島の現地ルポなどの取材を通じて描く、“不随の病院王”の本格評伝。
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