- 経済成長神話の終わり
-
減成長と日本の希望
講談社現代新書 2148
- 価格
- 968円(本体880円+税)
- 発行年月
- 2012年03月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784062881487
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[BOOKデータベースより]
1 経済成長は果たして善か(GDPと経済成長の正体;経済成長と社会福祉向上の関係;経済成長と環境問題;経済成長神話の誕生)
[日販商品データベースより]2 経済の価値とは何か(大きいことは良いことか?;二つの価値;間違った未来へ続く道)
3 成長なき繁栄(「減成長」とは何か;繁栄とは何か;減成長による繁栄とビジネス;減成長による繁栄と意義あるイノベーション;では、日本はどうすれば良いのか?;厳成長による繁栄と民主主義)
かつて有効だった「経済成長=善」というシナリオは、少子高齢化が急速に進む現代日本で、いまでも正しいと言えるのか? そもそも、2002年から07年まで続いた「経済成長」で私たちは「豊か」になったのか? 本書では、米国、日本で企業弁護士として活躍する著者が、「経済成長で格差がなくなる」「経済成長で環境問題が解決する」といった世界中で言われる言説が根拠のないものであることを実証、経済成長の呪縛を解く。
「日本復活のカギは新しい経済成長戦略にある」という政府の物語は、民主・自民問わずいまでもあまり変わらない。しかし、かつては有効だった「経済成長することはよいことだ」というシナリオは、高齢化と人口減が急速に進む現代の日本で、いまでも正しいと言えるのか? そもそも、2002年から07年まで続いた経済成長の間、私たちは「豊か」になったのか?
本書では、米国、日本で企業弁護士としてバリバリのビジネスの現場で活躍を続ける著者が、「経済成長で格差がなくなる」「経済成長で環境問題が解決する」といった日本、欧米などでよく言われる言説がまったく根拠のないものであることを実証、さらに「経済成長神話」の誕生は、冷戦期に共産圏との争いに勝つためのものだったことを明らかにする。
「経済成長」という言葉の呪縛を解き、真に豊かになるための社会を探る。