[BOOKデータベースより]
幕末の混乱の中で皇位に就いた一六歳の少年は、いかにして「建国の父祖」の一員へと成長したか。京都を離れて江戸城跡に新宮殿を構え、近代憲法にその存在を規定された天皇の政治への意思とは。神道の主宰者にして「欧化」の象徴であり、巡幸と御真影でその姿を見せ続け、国民国家の形成とともに「万国対峙」を追求した「我らの大帝」の時代を描く。
序章 欧化と復古を生きた「大帝」
第1章 小御所会議の「幼冲の天子」
第2章 京都の天皇から東京の天皇へ
第3章 明治憲法と天皇
第4章 立憲君主としての決断
第5章 万国対峙の達成
終章 君主の成長と近代国家
幼冲の天子から、「我らの大帝」へ…。神道の主宰者にして、「欧化」の象徴であり、巡幸と御真影でその姿を見せ続け、国民国家の形成とともに「万国対峙」を追求した「我らの大帝」の時代を描く。
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 歴史に葬られた特攻隊長 故郷・石垣島から出撃した伊舎堂用久中佐
-
価格:1,870円(本体1,700円+税)
【2025年03月発売】
- 知れば知るほど感動する昭和の歴史100
-
価格:770円(本体700円+税)
【2025年01月発売】
- 天皇陛下萬歳
-
価格:1,210円(本体1,100円+税)
【2024年11月発売】
- 読むだけですっきりわかる歴史総合 世界と日本の近現代史
-
価格:715円(本体650円+税)
【2022年12月発売】
- 天皇の歴史 8
-
価格:2,090円(本体1,900円+税)
【2018年07月発売】

ユーザーレビュー (1件、平均スコア:5)
レビューを評価するにはログインが必要です。
この商品に対するあなたのレビューを投稿することができます。
-
HonyaClub.comアンケート
-
「近現代史<明治・大正>」レビューコメント
幼くして宮中の保守的な侍補や儒家、女官の影響下で軟弱に育った頑迷な少年が、西郷、大久保、長じては伊藤博文が描いたグランドデザインに基づいてその怠惰で放恣な性格を矯正し、鉄漿白粉袴束帯の和装から軍服をまとった帝国の指導者へと変身していく姿は感動的です。(suruga_japan/男性/30代)