- 日米同盟はいかに作られたか
-
「安保体制」の転換点 1951ー1964
講談社選書メチエ 509
- 価格
- 1,650円(本体1,500円+税)
- 発行年月
- 2011年09月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784062585125
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 搭乗員挽歌 新装版
-
価格:957円(本体870円+税)
【2017年03月発売】
- 空戦に青春を賭けた男たち
-
価格:990円(本体900円+税)
【2018年10月発売】
- 海の武士道 敵兵を救った駆逐艦「雷」艦長
-
価格:1,300円(本体1,182円+税)
【2023年11月発売】
- 昭和天皇の艦長
-
価格:957円(本体870円+税)
【2020年03月発売】
- 日本の中国占領統治と宗教政策
-
価格:7,480円(本体6,800円+税)
【2020年01月発売】
[BOOKデータベースより]
安保闘争の余韻が残る中、「大国日本」を志向する池田勇人政権は、日米安保体制の大きな岐路に立っていた。アメリカが「負担」の分担を求め、日本がそれを受け容れるという、今日に至る構図を決定づけた外交プロセスとはいかなるものか。歴代首相と、外相・外務省の意図と動向、そして「天皇外交」の実相―。外交文書を緻密に読み込み描き出す。
第1章 「独立」の希求と日米安保体制―一九五〇年代(日米安保体制の形成;安保改定の実現)
[日販商品データベースより]第2章 日米「イコール・パートナーシップ」の形成(池田勇人政権の成立;池田=ケネディ会談の成果;アメリカの「主要同盟国」へ―高まる日本への期待)
第3章 防衛問題をめぐる日米関係(池田政権の防衛政策とアメリカ;「核密約」と米原潜寄港)
第4章 池田政権のアジア反共外交と日米関係(池田政権の「ビルマ重視路線」とアメリカ;インドネシアへの積極的関与;ベトナム問題と日米関係)
アメリカから「貢献」「負担」を迫られ日本が応じる。池田政権が強化し、現在まで日米関係の根底に据えられてきたこの構図の核心に迫る。膨大な史料から読み込み描き出す、戦後日本外交の実相。