- 治癒の現象学
-
- 価格
- 1,650円(本体1,500円+税)
- 発行年月
- 2011年05月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784062585002
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[BOOKデータベースより]
人が「回復する」こと、とくに不安や精神の病から回復するとは、いったいどのような出来事なのか。「治る」という不可思議な経験の意味と構造を求めて、フッサール以来の現象学が培ってきた「経験の構造」の探究を、精神病理学の臨床的知見と交叉させて、あらたな地平を切り拓く試み。
序章
[日販商品データベースより]第1章 夢と自然治癒―フロイトの「イルマの注射の夢」
第2章 芥川龍之介の不安
第3章 沈黙と夢―空想身体の運動
第4章 超越論的テレパシー―二人で作る創造性
第5章 椅子とうんちの物語―行為の型と現実を囲い込む状況X
第6章 原ユートピア―現実の反転について
終章 ジャン・ジュネの歌―超越論的テレパシーに抗して
結語 空想身体の自由としての治癒
人が回復するとは、どんな出来事なのか。「治る」という経験の意味と構造を求めて、フッサール以来の現象学が培ってきた「経験の構造」の探究を、精神病理学の臨床的知見と交叉させて、新たな地平を切り拓く。