- 黙阿弥の明治維新
-
- 価格
- 1,276円(本体1,160円+税)
- 発行年月
- 2011年09月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784006021900
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[BOOKデータベースより]
河竹黙阿弥にとって明治維新の意味とは何であったか。彼の作品の「江戸情緒」や「江戸趣味」は本物か、「島鵆月白浪」の背景に存在する招魂社の意味は何か。明治維新以前の小団次らとの協働の検証と維新以後の散切物の読み込みを通して、黙阿弥こそが日本の近代演劇の始祖であると主張し、演劇史の書き換えを要求する刺激的な評伝。
小団次の死の真相
第1番目(飛鳥山の街頭演劇―「朝茶の袋」;七代目団十郎の「江戸」―「閻魔小兵衛」;小団次との出合い―「忍ぶの惣太」と「天日坊」;「西洋」小団次―「正直清兵衛」;女装の男たち―「忍ぶの惣太」「三人吉三」「弁天小僧」 ほか)
明治維新、黙阿弥五十三歳―田之助狂死
第2番目(「西洋」の発見―「東京日新聞」と「繰返開花婦見月」;「名誉毀損」事件―「西南雲晴朝東風」;演説師楠石斎の秘密―「霜夜鐘十字辻筮」;蕎麦屋の間取り―「天衣紛上野初花」;招魂社の風景―「島鵆月白浪」 ほか)
近代とはなにか―永井荷風「紅茶の後」