- 子どもの声を社会へ
-
子どもオンブズの挑戦
岩波新書 新赤版1353
- 価格
- 880円(本体800円+税)
- 発行年月
- 2012年02月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784004313533
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[BOOKデータベースより]
兵庫県川西市の「子どもの人権オンブズパーソン」は、子どもの小さな声に耳を傾け、関係者をつなぎ問題の解決を図り、時には制度改善にまでつなげる。この希有な公的制度の中で、子どもたちの息詰まる状況をつぶさに目にしてきた著者が、その問題解決の思想を紹介し、問題の核心を明らかにして、これからの社会の可能性を提案する。
第1章 子どもの人権オンブズパーソンという制度(希有な制度の誕生;制度の仕組み)
第2章 関係に働きかける―関係再生職人チームの仕事(どのように関係に働きかけるのか;どのように経過するか;個別救済の「技」;個別救済の流れ)
第3章 社会に働きかける―個別救済を社会につなぐ(「声」が社会の質を高める;問題を生み出す構造と制度の限界;各国の子どもオンブズマンが集まった)
第4章 問題のつくられ方―減速へのススメ(個人の問題は構造の問題;子どもが子どもでいられない)
終章 能力を分かちもつ(教育の陥穽―「教育過剰」の構造;能力の共有という可能性;むすびにかえて)