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- 中国朝鮮族を生きる
-
旧満洲の記憶
岩波書店
戸田郁子
- 価格
- 2,750円(本体2,500円+税)
- 発行年月
- 2011年06月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784000238700


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[BOOKデータベースより]
「祖国」から離れた自らの居場所。国と国の狭間を生きる人生…。近代以降に朝鮮半島から移住した中国朝鮮族の人々が多く暮らすのは、かつて「満洲国」と呼ばれた地域だ。この土地に著者もまた吸い寄せられ、歴史のうねりの中で埋もれそうな人々の声や、そこに確かに人々の営みが存在したことを示す写真を大切に集めてきた。聞き書きを中心に、記憶に刻まれた日本の罪過から朝鮮族の子供たちの未来まで描く、心に響くエッセイ集。
第1章 運命という濁流(満洲の学生さん;永遠なる革命同志、李敏 ほか)
第2章 間島の記憶(高知から間島を詠った詩人;心の星、尹東柱 ほか)
第3章 わが敵は「大日本帝国」なり(荒野を駆ける独立軍;安重根、百年の時を超えて ほか)
第4章 コリアン・ディアスポラの行方(鴨緑江から揚子江へ;玉子さんの磁力 ほか)
第5章 刻印する者たち(歴史の痕跡を記す人;「祖国」を超えて「故郷」を創る ほか)