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- 泰平のしくみ
-
江戸の行政と社会
岩波書店
藤田覚(日本史)
- 価格
- 3,080円(本体2,800円+税)
- 発行年月
- 2012年04月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784000237994


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[BOOKデータベースより]
強大な武力を背景に圧政をしく幕府に打ちこわしや一揆といった形で抵抗する百姓・町人、という構図がイメージされがちな江戸時代。しかし、そのような対立をかかえたままで、泰平の世は続くものだろうか。なぜ、長きにわたる安定が可能であったのか。町人たちの利害や生活を重視する江戸の「行政」、すぐれた調整・解決能力を備えていた政治のしくみを、具体的な事例から解明する。
第1章 請負と入札(民間請負の時代;江戸時代の入札制;入札制の問題点;幕府御用の請負と不正)
第2章 幕府の政策と民間の献策(民間献策の禁止と許可;目安箱と訴願;献策と幕府行政)
第3章 紛争解決の作法(内済=示談による解決;領民の利益を守る幕府代官;住民の利害を優先する町奉行;住民の生活維持を重視する町奉行;示談成立を重視する町奉行)
第4章 政治と根回し―決定の筋道(幕府最有力者への根回し;御用頼幕府役人の指導;上司の指導と願望の実現;将軍と天皇の茶番劇)
第5章 町奉行所の行政―遠山景元の行政論(町奉行所のしくみ;町奉行遠山景元;天保の改革への反発;改革諸政策への抵抗;遠山景元の町奉行論;名奉行と名代官)