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- 散歩哲学
-
よく歩き、よく考える
ハヤカワ新書 021
- 価格
- 1,078円(本体980円+税)
- 発行年月
- 2024年02月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784153400214
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[BOOKデータベースより]
「昔から思索家はよく歩く。哲学者然り、詩人然り、小説家然り、作曲家然り…よく歩く者はよく考える。よく考える者は自由だ。自由は知性の権利だ」(プロローグより)。直立二足歩行の開始以来、人類は歩き、地球に広がった。ルソー、カント、荷風らもまた歩き、得られた洞察から作品を生んだ。忙しさにかまける現代人に必要なのは、ほっつき歩きながら考える「散歩哲学」だ。散歩を愛する作家・島田雅彦が新橋の角打ちから屋久島の超自然、ヴェネチアの魚市場まで歩き綴った画期的エッセイ!
第1章 人類史は歩行の歴史
第2章 散歩する文学者たち
第3章 孤独な散歩者の役得
第4章 ニッチを探す散歩
第5章 都心を歩く―十条・池袋・高田馬場・阿佐ヶ谷
第6章 郊外を歩く―登戸・町田・西荻窪
第7章 角打ち散歩―新橋・神田
第8章 田舎を歩く―屋久島・秋田