- 猫がいなけりゃ息もできない
-
- 価格
- 869円(本体790円+税)
- 発行年月
- 2021年01月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784087441987
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[BOOKデータベースより]
人生の節目にはいつも猫がいた―。房総・鴨川での生活から一匹の猫を連れて飛び出した著者は、度重なる転機と転居を経て、軽井沢に住まいを見つけた。気づけば猫は五匹に。中でも特別なのは、人生の荒波を共に渡ってきた盟友“もみじ”十七歳。しかし彼女に病気が発覚し…。最愛の猫との輝ける日々と、ただ悲しいばかりではない看取り。WEB連載時から大好評の、魂が震える猫エッセイ。
1 猫のいた日々、いない日々(まさかの五匹目;猫、禁止令;もみじとのふたり暮らし;まぶしすぎる夜;三ヶ月って、なに;いのちの意思)
[日販商品データベースより]2 住まいと、猫と、恋愛と(近しいいのち;猫に「忖度」はない;幸せの基準)
3 見送る覚悟(「ネコメンタリー 猫も、杓子も。」;じたばたするのは人間だけ)
4 いつか、同じ場所へ(最後の手術;もみじは知っていた;病院で明かす一夜;優しい人びと;船出のしたく;最高の供養;最後の挨拶;「初めまして」ちゃうで;痛みが薄れてゆくのは;もみじは、生きてゆく;そこに在るのに見えていないもの)
つぶやきの記録
大反響のWEB連載、待望の文庫化!
小説家と愛猫との最後の一年をつづった、心ふるえるエッセイ。
――もみじ、もみじ、愛してる。早く着替えて、また戻っておいで。(本文より)
房総・鴨川での田舎暮らしを飛び出して約15年。
度重なる人生の転機と転居、波乱万丈な暮らしを経て、軽井沢に終(つい)の住まいを見つけた著者。
当初2匹だった猫も、気づけば5匹に。
中でも特別な存在は、人生の荒波をともに渡ってきた盟友〈もみじ〉。
連載のさなか、その〈もみじ〉が、ある病に侵されていることが発覚して――。
著者と猫たちが出演したNHK「ネコメンタリー 猫も、杓子も。」も大きな話題に。その撮影秘話も明かされる。
Twitter上で共感・感動の嵐が巻き起こった大人気エッセイ。
愛くるしい猫たちの写真も満載!
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書くことは「痛み」を自覚する行為であると同時に、
「悼み」を表明する唯一のよすがでもある。
そのような場所で、村山由佳さんは書いている。
猫たちとの生活エッセイとして始まった「ねこいき」は、
連載を重ねるうちに、存在と存在がぶつかり合い、
生と死を架橋するLive=Lifeドキュメントへと
大きく変容を遂げた。交感する魂の記録である。
――文芸評論家・榎本正樹氏
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著者プロフィール
●村山由佳(むらやま・ゆか)●
1964年東京都生まれ、軽井沢在住。立教大学卒業。
1993年『天使の卵―エンジェルス・エッグ―』で小説すばる新人賞を受賞しデビュー。2003年『星々の舟』で直木賞を受賞。
2009年『ダブル・ファンタジー』で中央公論文芸賞、島清恋愛文学賞、柴田錬三郎賞を受賞。
エッセイに『晴れ、ときどき猫背』など、近著に『放蕩記』『嘘 Love Lies』『風は西から』『ミルク・アンド・ハニー』『風よ あらしよ』などがある。