- 在庫状況:在庫あり(1〜2日で出荷)
- 巷説百物語
-
- 価格
- 792円(本体720円+税)
- 発行年月
- 2003年06月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784043620029
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
ユーザーレビュー (3件、平均スコア:5)
レビューを評価するにはログインが必要です。
この商品に対するあなたのレビューを投稿することができます。
- HonyaClub.comアンケート
-
「おすすめ夏の文庫2014」レビューコメント
多様な登場人物と緻密な構成に惚れ惚れします。妖怪好きには堪らない作品だと思います。(kaoru/女性/30代)
- HonyaClub.comアンケート
-
「夏の文庫100冊 2013」レビューコメント
夏といえば怪談。で選んでみました(笑)京極先生の著作の中でも読みやすいですし、人と人のつながりに、この夏、本の世界でじっくりふけるのにピッタリです。(siori/女性/30代)
- HonyaClub.comアンケート
-
「オススメの夏の文庫100冊」レビューコメント
こちらの小説は、江戸時代を舞台にした7つの怪談が入った歴史小説です。京極夏彦はいろいろ読んできましたが、この作品は短編になっているからか小気味良いテンポで読み進めました。登場人物もかなり個性が強く、鋭い切れ味を持ったストーリー展開も独特な感じで、読んでいる側が物語の世界観にどんどん引き込まれていくような錯覚になるほど、夢中で読み進めました。京極夏彦と言えば長編で分厚い本と言うイメージがあるんですが、こちらの文庫も分厚いものの7つの短編になっているので、京極夏彦を初めて読む方にも読みやすいと思います。
[BOOKデータベースより]
怪異譚を蒐集するため諸国を巡る戯作者志望の青年・山岡百介は、雨宿りに寄った越後の山小屋で不思議な者たちと出会う。御行姿の男、垢抜けた女、初老の商人、そして、なにやら顔色の悪い僧―。長雨の一夜を、江戸で流行りの百物語で明かすことになったのだが…。闇に葬られる事件の決着を金で請け負う御行一味。その裏世界に、百介は足を踏み入れてゆく。小豆洗い、舞首、柳女―彼らが操るあやかしの姿は、人間の深き業への裁きか、弔いか―。世の理と、人の情がやるせない、物語の奇術師が放つ、妖怪時代小説、シリーズ第一弾。
[日販商品データベースより]江戸時代。曲者ぞろいの悪党一味が、公に裁けぬ事件を金で請け負う。そこここに滲む闇の中に立ち上るあやかしの姿を使い、毎度仕掛ける幻術、目眩、からくりの数々。幻惑に彩られた、巧緻な傑作妖怪時代小説